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助成金交付事業
藤本倫子環境保全活動助成基金

平成19年度藤本倫子環境保全活動助成基金報告集一覧

大坂府和泉南地区を中心としたニホンメダカ(黒メダカ)の保護と環境教育活動
<普及啓発活動>
団体名 和泉めだかネットワーク
実施期間 平成19年5月5日~平成19年12月2日
活動場所 和泉市内ならび近隣市町村の小学校、公共施設等
趣旨 絶滅危惧種とされている野生の「ニホンメダカ(黒メダカ)」の保護を通して環境教育、環境保全活動を行うことを目的としています。
参加者 小学生、成人
助成対象 旅費、教材費、資料代など
活動概要 地域の小学校および公共施設等で「めだかの学校」を開校し、いのち尊さやいのちの繋がり、身近な水辺環境の大切さをを訴えました。
効果 ヒトと同じ体の仕組みを持つメダカのいのちを通して、様々なことを伝えることができました。
ホームページ http://medaka.kdn.ne.jp/
めだかの生態や飼育方法を学ぶ


めだか池の清掃と田植


孵化間近の卵を顕微鏡で観察
あきたごみナビボランティア活動
<実践活動>
団体名 のしろまりづくりグループ ニューウェ~ブ
実施期間 平成19年5月20日~平成19年11月10日
活動場所 能代港まつり花火大会会場内(秋田県能代市・米代河川敷)
趣旨 ごみの分別をボランティアのサポートを受けながら市民自らが行う事で、分別への理解が進み、環境のまちづくりの一助となるほか、会場内のごみの散乱を減らすことができます。
参加者 能代市内の高校生および市民60人
助成対象 消耗品費・材料費など
活動概要 能代港まつり花火大会会場内にエコステーションを設け、来場者に能代市のルールに則ってごみを分別するよう呼びかけ、分別をサポートする活動を行いました。
効果 当初はボランティアが会場内で発生するごみを分別すると勘違いされ、現場の混乱を招くと大会主催者に誤解を持たれたが、エコステーション周辺の散乱ごみはほとんどなく、一方会場外はひどい状態だった、また来場者がみな分別に協力的であったことから、終了後にはその評価が一変しました。
エコステーションの内外で分別のよびかけ


ペットボトルはキャップを外してすすぐ


ボランティアへの事前説明会の様子
日本唯一の絶滅危惧種「びゃっこい」保全活動
<実践活動>
団体名 表郷環境ネットワーク
実施期間 平成19年5月26日~平成19年12月31日
活動場所 白河市表郷地域内
趣旨 絶滅危惧種「びゃっこい」の保全を地域で考え、専門視野から今後の活動計画指針作りを啓蒙することにより、保全の大切さを理解を得ることを目的としています。
参加者 一般(市民・行政関係者)130名(当日参加者100名)
助成対象 講師謝金、印刷製本費、教材など
活動概要 専門的な説明を受け、びゃっこいが貴重な植物で、改めて保全の必要性を認識する事ができました。
また小学生と共に清掃活動を行ったり、絵本展も開催しました。
効果 一般市民・行政から多数参加者がありました。 今後にむけては、国指定記念物へ働きかけていきたいが、まず名前を広く知ってもらうところから始めていきたいです。
ホームページ http://www.d1.dion.ne.jp/~sun2468/index.html
びゃっこい記念日清掃


金山のビャッコイ自生地


「びゃっこい」を知る講演会の様子
ホタルの環境絵本の作成
<実践活動>
団体名 NPO法人 ASUKA自然塾
実施期間 平成19年4月1日~平成20年2月21日
活動場所 橿原市
趣旨 ホタルの絵本を作成し幼稚園、保育園、小学校などに配布するとともに読み聞かせを行い、子供の情操教育環境教育につなげることを目的としています。
参加者 橿原市、明日香村の幼稚園、保育園、小学生など40名
助成対象 原稿料、印刷製本費など
活動概要 ホタルの生態をわかりやすく説明するための「ホタルの一生」と読み聞かせ向きの「ホタルの冒険」の紙芝居を作り、自治会の集会でホタルの生態を説明しました。
効果 自治会の集会では、ホタルの関心が高く興味をもっていただけました。
自治会の集会でホタルの生態を説明
ライトダウン甲府バレー2007
<普及活動>
団体名 ライトダウン甲府バレー実行委員会
実施期間 平成19年5月24日
活動場所 (1)昭和ショッピングモールJOY(ライトダウン星空祭り)
(2)甲府市環境センター(公害シンポジウム)
趣旨 光害のついて知ってもらうためのシンポジウムや展示,また星空へ興味を持ってもらうため、プラネタリウム投影、星空観望会、ワークショップなどを行い一人一人の生活環境に対する意識変化をを期待してます。
参加者 (1)一般市民 500人
(2)行政職員・温暖化対策協議会メンバー・一般市民 50人
助成対象 チラシ印刷代・借料・材料費・謝金・交通費など
活動概要 「ライトダウン星祭り」と光害シンポジウムを開催しました。ミニプラネタリウムなど行い、800名程の方々がライトダウンの趣旨に触れてくださりました。
効果 光害シンポジウムでは、県や市町村の環境行政担当者を招き、光害対策の現場に関わる人達に直接聞いてもらうことができた点で大きな成果がありました。
ホームページ http://lightdown-kofu.dreamblog.jp/
プレイベント
「ライトダウン星まつり」


光害とは何かという話をわかりやすくしてくださいました


質疑応答ではひっきりなしに質問がよせられました
GPSとデジカメによる干潟の環境調査
<調査活動>
団体名 環境カウンセラー 仲西 美佐子
実施期間 平成19年6月1日~平成20年3月31日
活動場所 沖縄県恩納村
趣旨 生物多様性に富んだ干潟で、隣接する恩納小学校の生徒の心にこの干潟の豊かさを大切さを刻んで欲しいと思います。又共同でする調査の楽しさ、データの統合の結果の大きさも経験ができます。
参加者 54人
助成対象 謝金・借料・消耗品費など
活動概要 GPSやデジカメの操作の練習をし、本番では沖へ向かって20歩ごとにGPSで記録し、デジカメでその場所の底質や生き物を撮影し記録しました。その後拡大地図をつくり干潟全体の様子をみんなで観察し、干潟をどうあったらよいかを絵にして発表しました。そして自分には何ができるかを考えました。
効果 機材練習をしていざ本番になって大雨や台風で2ヶ月も延びてしまいました。潮もあまり引かず条件が悪かったが、子供たちの反応は意外と良かったです。調査の役割分担の大切さやデータの統合による結果の大きさを地図作りで実感したようです。
GPSとデジタルカメラでの調査


巨大絵地図作り
創立10周年記念「佐田岬半島:海辺の生物図鑑」制作・配布
<普及活動>
団体名 さんきら自然塾
実施期間 平成19年4月1日~平成20年3月31日
活動場所 愛媛県八幡浜市・西宇和郡伊方町の佐田岬半島全域
趣旨 海を一生懸命浄化している<共生の仲間>を紹介したハンディーで明快な図鑑を作成し、以降の観察会や環境講座で配布しつつ、ゴミの不法投棄と海洋汚染の阻止を目的としています。
参加者 佐田岬半島全域の小中高校生+各地住民=約400名
助成対象 印刷製本費
活動概要 海洋生物の写真を持ち寄り、環境に負担の少ない再生古紙を使用し、大豆油インクで印刷。小中学校の総合学習や講座等広く配布しました。
効果 海を懸命に浄化しつつもSOSを発している海辺の動植物を景観保全に向けた<海辺の環境教材>を上梓することができ、大いに反響を呼びました。
海の日「赤手蟹・弁蟹AID」


「佐田岬半島:海辺の生物」リーフレット


瀬戸内海ウォッチング
子ども環境活動プログラム事例集作成
<普及活動>
団体名 環境カウンセラー 西澤 浩美
実施期間 平成19年6月5日~平成20年3月31日
活動場所 木津川市立相楽台小学校および木津川市リサイクル研修ステーション
趣旨 これまでの経験を基に、事例集を作成し地元での環境教育の普及の一助となればと考えます。
参加者 相楽小学校教員5名/きっづ光科学館ふぉんと職員1名/
木津川市こどもエコクラブサポーターメンバー4名/その他2名
助成対象 冊子作成・印刷費
活動概要 地域情報を掲載した子ども環境活動に関する事例集として完成することができ、事例集の内容についてもねらいどおり紹介することができました。
効果 地域での子どもたちの活動内容がよく分かると好評でした。地域内の諸団体の連帯に向けての一助となりました。
地域で実践しやすい環境活動紹介しています


「ササユりの里」復活活動
<実践活動>
団体名 あいな野草くらぶ
実施期間 平成19年4月1日~平成20年3月31日
活動場所 神戸市北区山田町藍那字伝庫(国営明石海峡公園 神戸地区)
趣旨 野生生物・里山景観を保護・保全するため、市民と一緒に行う維持管理を通して、里山の大切さを学び、里山を復元することで、活性化し市民が足を運ぶようになることを目的としています。
参加者 会員20名、一般市民40名、小学生20名
助成対象 育苗管理・材料費・資材など
活動概要 野生植物・里山景観を保護・保全するための維持管理や、増殖するための種子採取・育苗管理など行い、野生植物観察会、山菜の天ぷら、竹林管理等のイベントを実施しました。
効果 一般市民の参加者には里山の大切さ、維持管理の大切さ、日本の伝統文化、貴重植物の保護などについて解説し理解頂けたと思います。
山菜の天ぷらを味わう会


里山管理状況


ササユリ観察会
ひむか里山の森づくり事業
<実践活動>
団体名 特定非営利活動法人 ひむか里山自然塾
実施期間 平成19年6月2日~平成20年3月30日
活動場所 宮崎市高岡町大字上倉永 ひむか里山の森
趣旨 当該事業を実施することにより、自然体験活動ができるフィールドが完成し、自然環境教育を実施することにより、青少年の健全育成に大きな効果が期待されます。
参加者 小学生~一般(526名)
助成対象 謝金、旅費、印刷製本費、通信費、消耗品、材料費など
活動概要 ひむか里山の森づくり事業の一環として「エコクッキングの森」づくり事業と、自然体験教室を5回実施し、延べ58名の参加がありました。
効果 昨年度の昆虫の森(30種、1695本植樹)に引きつづき、エコクッキングの森を造成し、20種1800本の樹木を植林することができました。
ホームページ http://www15.plala.or.jp/himusato/
記念植樹風景


自然体験教室


「環境しつけ」普及プロジェクト ~廃棄物編~
<実践活動>
団体名 環境カウンセラー 梅田 幸代
実施期間 平成19年9月3日~平成20年3月31日
活動場所 熊本県内
趣旨 子どもたちが当たり前のこととして環境への取り組みを行えるようになるための教育「環境しつけ」を普及することにより、幼児期に楽しく遊びながら学べることを期待します。
助成対象 紙芝居作成費、印刷費など
活動概要 幼児期の子どもたちが環境の取組みを当り前のこととして取組めるようになるためにESDキッズクラブを立ち上げ、二つの紙芝居の作成を行いました。
効果 普段の生活の中から、「もったいない」「物を大切にするということが身につきました。
紙芝居「どうなる?リサイクル編」


紙芝居「どうする?ゴミ編」


試行している様子
使用済割りばし再生プロジェクト”もったいないを形にしまあせ”
<実践活動・普及活動>
団体名 NPOグリーンコンシューマー高松
実施期間 平成19年4月1日~平成20年3月31日
活動場所 高松市
趣旨 香川県は、讃岐うどん店が900店もあり、相当の割りばしが廃棄処分させれいます。“もったいないを形にしまあせ”をテーマに、県民に割りばしの回収・再生を広める事を目的としています。
参加者 知的障害者授産施設等とさぬきうどん協同組合
地域のコミュニティの皆さん・小学校の生徒、先生、一般市民
助成対象 印刷費・研修費・学習資料・備品など
活動概要 割りばしを回収し、再生する実践活動をして資源循環型社会推進を図り、回収した使用済み割りばしが紙になる工程を見学し、紙すき体験の研修と環境学習の一環として「紙すき」体験講座を行いました。
効果 これまで廃棄処分していた割りばしをリサイクルすることで、ゴミの減量になりました。また子ども達が紙すき体験を通じて、”もったいない”の気持ちを理解してました。
環境学習講座「紙すき体験」


割りばし回収BOX


高松ポンポコ祭りで割りばし回収活動
魚部活動10年目の取り組み
<普及活動・実践活動>
団体名 福岡県立北九州高等学校 魚部
実施期間 調査保全活動(通年)企画展示(7月21日~9月17日)
活動場所 調査活動(福岡県内及び近県の水系)企画展示(水環境館・琵琶湖博物館)など
趣旨 夏休み期間を中心に企画展を開催し、高校生たちが地域の自然に主体的に関わってきた姿を通じて、「私たちにできることは何か」を考えられる展示にしたいです。また展示だけではなく、高校生の交流会開催や冊子作成を行うことで、目的の十分な達成を期待しています。
参加者 調査活動(部員10名)展示活動(来客者数万人)体験イベント(50名)など
助成対象 野外調査費・印刷製本費・展示物作成費など
活動概要 滋賀県立琵琶湖博物館を夏休み中に約1ヵ月間借りることができ、展示準備中と撤収時にそれぞれ部員たちは滋賀県まで出かけて、作業を行いました。全国の水辺に関わる人々に「魚部」を通じて身近な水辺を伝えることができました。
効果 企画展示や魚BOOK、体験イベント等では、「魚部」という身近な水辺と関わる高校生の姿を通じて、地域の水環境について見つめ直す 重要性や必要性んついて訴えかけることができました。
ホームページ http://www.gyobu.jp/
琵琶湖博物館での展示作業をする魚部員たち
白川、水辺復活作戦!(河原づくり活動)
<実践活動・調査活動>
団体名 白川ダムビジョン推進会議
実施期間 平成19年11月2日~平成20年3月31日
活動場所 白川ダム水源地域
趣旨 水質調査や水に親しめる河原づくりを通して、自分たちの住む町を流れる川に興味を起こさせ、自然のすばらしさの認識と自然を守っていく精神を醸成することを目的としています。
参加者 推進会議メンバー・地域住民等
助成対象 看板作成材料費・講師謝金・会場借料など
活動概要 「自然観察会」、「河川支障木伐採・フットパス整備の検討会議」などの助成対象活動を通じて、住民の自然環境保全への関心を高めることができました。
効果 地域住民による活動団体設立のきっかけとなり、住民による水源地域活性化の機運を高めることができました。
ミズバショウの観察


夏休み中の子供たちの参加


植物の説明
いのちの森の日
<実践活動>
団体名 グループ2000(環境に学ぶ)
実施期間 平成19年5月16日~平成20年3月31日
活動場所 千葉市立稲毛第二小学校 いのちの森(学校ビオトープ)
趣旨 いのちの森の維持管理・活用を目的とし、幼稚園児から小中学生・近隣住民が一緒に活動するなかで、自然の大切さ・いのちの大切さ・人と人との関わり、人と物との関わり、人と自然との関わりを学びます。
参加者 近隣の幼児、小学校、中学校、保護者、地域住民
参加者延べ1680人
助成対象 教材費・資料等・印刷製本費・講師謝金など
活動概要 いのちの森の維持管理及び活用として自然観察や自然遊びを行いました。田んぼでは田おこしや、代掻き、田植え、水管理、かかしづくり、稲刈り脱こくと稲作を学び体験しました。
効果 遠くまで行かなくとも身近に自然を体験し、多世代での協同作業により交流が深まり登下校時や街中でも挨拶などの絆が深まりました。
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/forest-k-y/
流しそうめん用の竹を切りに行きました


頑張った末やっとそうめんが流れた!


「あおむしのへんへん」の紙芝居
旧芝川再生のためのウオーターマップづくり
<実践活動>
団体名 国際環境アートムーヴ川口
実施期間 平成19年10月1日~平成20年3月31日
活動場所 旧芝川全域(青木水門と領家水門の間、5.8km)
趣旨 流れのない水箱同然の旧芝川を再生する活動として、「川への水の出入り」を継続調査。基礎データをもとに、市民との協同作業で、河原の植生や歴史的スポットの調査に加え、「旧芝川ウオーターマップ」の作成・出版化を目指します。
参加者 小学生から、老人まで幅広い年齢層が参加。
延べ450人
助成対象 活動記録印刷費・マップ原稿プリント代など
活動概要 汚染が進む旧芝川の複雑な実態を明らかにする「芝川ウオーターマップづくり」に向けて、全排水口調査・動植物の生態系調査・歴史的スポットの調査を実施。エコツアー芝川を語る会等の活動も重ねて、成果をアートギャラリー等で公開展示し情報の一般募集、ワークショップに多くの市民が参加しました。
効果 子供たちとのワークショップの実施や各種マスコミでの報道が作用して、幅広文化活動団体との作業活動へと進展しました。
ホームページ http://artmove.rer.jp/
マップ公開制作


紙芝居を使って、芝川の話を語る


ワークショップでの様子