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トップページ助成金交付事業東京ガス環境おうえん基金2009年度助成先報告集

助成金交付事業

 

2009年度「東京ガス環境おうえん基金」報告集

 2009年度、「東京ガス環境おうえん基金」では,「パワーアップおうえん」を11団体、「スタートアップおうえん」を3団体に対して、総額10,855千円の助成をいたしました。1年間の活動を終えた助成団体から活動報告が届きましたので、ご報告させていただきます。

 パワーアップおうえん
ICON子ども達のネットワークから広がる自然再生事業
団体名 特定非営利活動法人 アサザ基金
助成金額 305,000円
活動地域 茨城県内霞ヶ浦流域
活動分野 地球温暖化防止、循環型社会形成、野生動物保護、大気・水・土壌環境保全、総合環境教育
活動概要 【アサザプロジェクトの基盤である環境教育の充実と流域展開】
霞ヶ浦流域の小学校に対して、生物の生態に関する知識を学び、観察することで、地域の自然環境を見直し、その課題を発見し、解決のための提案や自然再生活動を行う、一連の環境教育プログラムを提供しました。

【茨城県と秋田県の子どもの交流による両県の環境教育・自然再生活動の活性化】
アサザプロジェクトは全国に広がっており、秋田にて八郎潟の再生プロジェクトが行われています。同じ湖の再生を目指し、環境学習や自然再生活動をしている子供達が、お互いの現場を訪れ、活動発表や交流会を行いました。
ホームページ http://www.kasumigaura.net/asaza/
アサザ植付け
アサザ植付け

湖の水源地の自然観察
湖の水源地の自然観察
ICON植栽いかだ法による水質浄化
団体名 特定非営利活動法人 印旛野菜いかだの会
助成金額 980,000円
活動地域 印旛沼に隣接する低地排水路(千葉県佐倉市)
活動分野 大気・水・土壌環境保全、総合環境教育
活動概要 野菜(空芯菜・ハーブ)と、二枚貝(池蝶貝)による「生物浄化システム」を取り入れ、印旛沼の水環境再生活動を行っており、環境保全されたこの水辺を小・中学生の体験環境学習の場としての活用を推進しています。市民参加型の循環型社会を目指す「みどりの変革」の趣旨どおり「とりもどそう!ふるさとの自然」環境づくりとして位置づける事ができます。
ホームページ http://genki365.net/gnks01/mypage/index.php?gid=G0000123
空芯菜種まき
空芯菜種まき

イケチョウ貝から取れた真珠
イケチョウ貝から取れた真珠
ICON生きものいっぱいの稲作 事業
団体名 特定非営利活動法人 NPOホタル野
助成金額 750,000円
活動地域 千葉県流山市・新川耕地の水田
活動分野 循環型社会形成、野生動物保護、総合環境教育、その他
活動概要 2008年11月にビオトープ田んぼに水を張り、米ぬかと稲わらを散布し、2009年春の田植え前の荒起こし・代掻を省略し不耕起栽培の中核的な要素である「成苗」を使用同年9月に収穫しました。ふゆみず田んぼ&耕さない農法により、少なくともヘイケボタルが3倍以上増え、ニホンアカゲルの産卵のほか、サギの集団的飛来、カルガモの初常駐、バンの巣がけ、チョウゲンボウの視認など、ホタル野田んぼ周辺は、従来見られなかった光景が相次ぎました。
ホームページ http://www.geocities.jp/hotaruno2010/
サギの集団来訪は初めて
サギの集団来訪は初めて

パンの巣
パンの巣
ICON北限域の造礁サンゴ分布調査プロジェクト
団体名 特定非営利活動法人OWS
助成金額 1,000,000円
活動地域 房総半島、三浦半島
活動分野 野生動物保護、大気・水・土壌環境保全
活動概要 【事前聞き取り調査・事前潜水調査の実施】
調査対象地区のダイビングサービス等に事前にアンケートを実施、その後面会による聞き取り調査及び事前潜水調査を実施しました。

【調査ガイドラインの策定】
研究者及びダイビングサービスの協力により、一般ダイバーが調査可能な調査方法を検討し、調査ガイドラインを策定しました。

【現地潜水調査の実施】
事前調査の結果を元に、調査海域を定め、潜水調査を実施しました。
一般ダイバーに広く協力を呼びかけました。

【調査結果の活用と普及啓蒙】
現地調査結果を解析し、「造礁サンゴフィールドブック」やホームページにまとめ、広く市民に向けて情報を発信し、市民を対象としたサンゴ礁保全セミナーを開催し、市民の協力の必要性を説きます。
コンドラーによる造礁サンゴ被度調査
コンドラーによる造礁サンゴ被度調査

サンゴ礁保全セミナーの様子
サンゴ礁保全セミナーの様子
ICONエコライフDAY&チャレンジ・エコライフ
団体名 NPO法人川口市民環境会議
助成金額 700,000円
活動地域 埼玉県川口市内
活動分野 地球温暖化防止、循環型社会形成
活動概要 年に1日をエコライフDAYと定め、川口市民みんなで地球温暖化防止のために二酸化炭素の削減に挑戦する事業で、市民の皆さんに環境のことを考えて生活してもらい、結果を一日版環境会計簿に記入、CO2を3.6トン削減することができました。チャレンジ・エコライフDAYでは15.6トン削減することができました。参加者の8割が今後もエコライフを続けていけそうと答えており、地域への広がりも見え始めています。
ホームページ http://park14.wakwak.com/~ecolifeday/kifu_up.htm
エコライフDAY 2009
エコライフDAY 2009
ICON循環型社会形成のための映像を通じた環境教育
団体名 環境テレビトラスト日本委員会
助成金額 500,000円
活動地域 日本国内
活動分野 地球温暖化防止、総合環境教育
活動概要 高度経済成長を遂げた日本がいかに大量の家庭ごみ、産廃の不法投棄問題に直面したか、環境教育映像、日本の公害経験「ごみの島」を制作しました。制作された「ごみの島」は都内の図書館や環境学習施設に配布され、館内上映や一般市民への貸出が行われています。「歴史を学ぶ事ができ、授業などでも使用しやすい」などの感想が寄せられました。
ホームページ http://www.tvejapan.org/top
上映会の様子
上映会の様子
ICONグリーン購入啓発パンフレット「ひろげよう、グリーン購入」製作費
団体名 グリーン購入ネットワーク
助成金額 880,000円
活動地域 グリーン購入ネットワーク
活動分野 循環型社会形成、地球温暖化防止、総合環境教育、その他
活動概要 今回作成した3種の冊子を「グリーン購入」に関心がある、もしくはグリーン購入を推進している団体・個人に配布しました。「やってみよう!グリーン購入」は中学校の社会科研修、大学の授業で使用され、またエコプロダクツ2009では小学生の来場が多く小学生向けである冊子が好評でした。「グリーン購入スタイルブック」については、横浜市を通して市民に配布されるなど、多くの方にグリーン購入について学んでいただく事ができました。
ホームページ http://www.gpn.jp/
冊子「やってみよう!グリーン購入」
冊子「やってみよう!グリーン購入」

冊子「ひろげよう、グリーン購入」
冊子「ひろげよう、グリーン購入」
ICON「子どもたちが裸足で遊べる干潟づくり」プロジェクト
団体名 特定非営利活動法人 地域パートナーシップ支援センター
助成金額 817,501円
活動地域 多摩川河口“大師橋干潟”(東京都大田区本羽田公園前)
活動分野 野生動物保護、大気・水・土壌環境保全、総合環境教育
活動概要 春から秋の毎月2回、多摩川大師橋干潟で季節に応じた自然観察、体験活動を行いました。特に夏休みについては、大田区内施設などで配布している告知チラシ、活動ニュースに加えて、夏休み親子自然教室、小学校主催のサマースクールとして開催しました。干潟から223㎏というガラスやプラスチックを回収することができ、地域住民が参加して子どもたちにとっは環境について考えるいい機会となり、生きものたちにとっても、住みよい環境の保全が図られました。
ホームページ http://www.candp.or.jp/
干潟で見つけたカニの写真を撮る小学生親子
干潟で見つけたカニの写真を撮る小学生親子

清掃活動を終えた参加者みんなで記念撮影
清掃活動を終えた参加者みんなで記念撮影
ICONバイオ軽油普及活動のパワーアップを図る活動
団体名 NPO地域づくり工房
助成金額 1,000,000円
活動地域 長野県大町市
活動分野 地球温暖化防止、循環型社会形成、総合環境教育
活動概要 ・廃食油回収や地域環境保全について市民の理解を広げるために、国営アルプスあづみの公園を会場に、親子連れの参加を得てトークショーを開催これにあわせて「子どもエコ検定」も実施しました。
・製造作業の効率化と環境対策の向上を図るために、バイオ軽油作業のパワーアップ・ワークショップを計6回開催しました。
ホームページ http://npo.omachi.org/
菜の花エコプロジェクト
菜の花エコプロジェクト

子どもエコ検定全問正解者表彰
子どもエコ検定全問正解者表彰
ICON人口林の管理が野生生物のためになることを学ぶ
団体名 特定非営利活動法人 フジの森
助成金額 500,000円
活動地域 「フジの森」を中心に、周辺の村有林及び矢沢林道、矢沢川
活動分野 野生生物保護、総合環境教育
活動概要 教育の森の手入れを進めている人工林とその周辺で、小型・中型哺乳類の調査方法は自動撮影法を約半年間行い、東京都の許可を得て3回捕獲法も行いました。また9回の野鳥の観察を加えました。参加者の方にも、人工林の手入れによって、多種類の動物たちが生息していることを伝え、大きな感動を与えることができました。
ホームページ http://www.fujinomori.net/
動物たちの痕跡観察会
動物たちの痕跡観察会

矢沢川で川の生き物探し
矢沢川で川の生き物探し
ICON横沢入里山管理市民協議会
団体名 ホタルよみがえれ!ホタルの名所・下の川湿地の復元
助成金額 500,000円
活動地域 東京都あきる野市横沢・横沢入里山保全地域
活動分野 森林保全・緑化、野生動物保護、大気・水・土壌環境保全
活動概要 横沢入、特に支谷の一つである下の川は、ゲンジ・ヘイケ両種のホタルの自然発生する名所でしたが、近年、乾燥化や土壌堆積などの荒れの進行により発生数が減少しています。湿地を復元することによりホタル等多様な生物の生息環境を整えることを目的として活動しました。
ホームページ http://www.ab.auone-net.jp/~yokosawa/
地域の小学生が草刈りを手伝ってくれました
地域の小学生が草刈りを手伝ってくれました

湿地の下の用水路を掘ります
湿地の下の用水路を掘ります
 スタートアップおうえん
ICONCampus Climate Challenge
団体名 全国青年環境連盟(エコリーグ)
助成金額 893,157円
活動地域 関東圏を中心として全国
活動分野 地球温暖化防止
活動概要 学生向けの啓発フライヤー、アクションガイドブックを作成しました。大学の温暖化対策に取り組みたかったけれど、これまできっかけや、ノウハウがなく実行できなかった学生達に足がかりを提供する事ができました。また省エネの取組等に関するアンケートを300以上の大学に送付し、100以上の大学に協力いただき、その結果を「第1回エコ大学ランキング」として発表しました。報告書には、大学の温暖化防止対策の統計・分析、先進事例を掲載しており、今度取り組みを広げる際に活用できると考えています。
ホームページ http://portal.eco-2000.net/
第一回エコ大学ランキング報告書
第一回エコ大学ランキング報告書

講演「大学での温暖化対策の意義」
講演「大学での温暖化対策の意義」
ICON浦和区グリーン大作戦!~地域とともにエコ活動~
団体名 さいたま市PTA協議会浦和連合会
助成金額 1,000,000円
活動地域 さいたま市浦和区内の15の小・中学校
活動分野 地球温暖化防止、森林保全・緑化、その他
活動概要 各校、学校、PTA、児童生徒を中心に壁面緑化を実施しました。壁面緑化により、約1℃ではありますが、室温低下を観測する事ができました。
緑化、エコに対する意識が児童、生徒、保護者ともに高まりました。
ホームページ http://www.saitama-city-pta.jp/07_urawa_ku/index.html
皆で協力して苗の植え付け
皆で協力して苗の植え付け

教室のベランダを覆うゴーヤ
教室のベランダを覆うゴーヤ
ICON2009フェアトレード月間キャンペーン生産者来日講演会
団体名 特定非営利活動法人 フェアトレード・ジャパン
助成金額 1,000,000円
活動地域 2009フェアトレード月間キャンペーン 生産者来日講演会
活動分野 循環型社会形成
活動概要 毎年5月第2土曜日に設定されている「世界フェアトレードデー」に合わせ、2009フェアトレード月間キャンペーンを実施しました。フェアトレード認証製品取扱企業・団体との共催で,講演会では、2日間で約70の企業・団体の参加がありフェアトレード認証ラベルの認知度が高まりました。
ホームページ http://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/label/
写真展「フェアトレードの現場から」
写真展「フェアトレードの現場から」

講演会の様子
講演会の様子
 
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